矢部美穂さんのインタビュｰをうけました。

令和カード株式会社の代表取締役 木村裕介が人気番組「アウト×デラックス」などにも出演されている矢部美穂さんのインタビュｰをうけました。

詳しいインタビューの様子は下記をご覧ください。

相談者一人ひとりの立場になって、適切な融資プランをアドバイス

矢部　まずは御社の業務内容から教えてください。

木村　借換えローン、フリーローン、不動産担保ローンなど、総合金融業を手掛けています。

矢部　「令和カード」という社名から察するところ、令和になってから創業されたのでしょうか？

木村　いいえ、長年にわたって金融業を手掛けていますが、元号が改まったことを機に、社内体制を一新したいと思い、社名を変更したんです。

矢部　新しい会社だと思われて、信用が得られにくいこともあるのでは……。

木村　東京都知事の許可番号を見ていただいたら古くから営んでいることはすぐ分かりますので、「新しい会社だから信用できない」という声はありません。むしろ、「令和」の元号を冠にした企業はまだ少ないので、お客様の反応は上々です。

矢部　令和って独特の響きがありますから、印象に残りやすいですね。体制を一新されたとのことですが、具体的にはどういったところを変えていかれたのでしょう？

木村　利用しやすい10万円以下の小口ローンに力を入れたり、迅速なご融資を心がけたりと、これまで以上に、お客様のニーズに沿った業務を手掛けたいと考えました。例えば、200万円くらいの不動産ローンの審査には、銀行や大手の金融業者だと2週間程度かかりますが、当社では2～3日で審査を終えるように努めています。

矢部　お金を借りたいという方は、切羽詰まっている状況でしょうから、審査が早いに越したことはありませんね。

木村　そうですね。大手だといろんな部署の決済が必要ですが、当社だと私が決済すれば融資可能です。また、相談を受けるアドバイザーに女性を配置するようにしたことも改善点のひとつです。女性はソフトな受け答えができますから、お客様としても相談しやすいでしょう。特に女性客には好評を博しています。

矢部　確かに、融資となるとプライベートなことまで話さなくてはなりませんから、私が相談する側だったとしても、相手が女性のほうが安心できますし、本音も話せそうな気がします。

木村　お客様の中には勤務中などの理由から「お昼休みの15分間しか電話ができない」という方もおられます。そうした細かなニーズもないがしろにせず、親身になって対応してほしいとスタッフには話しています。事務的な対応はもちろん、決めつけ、思い込みもよくありません。

矢部　思い込み？

木村　はい。自分が過去に対応したお客様に事情やタイプが似ているからと言って同じような対応をしてしまったり、経験則から思い込みで対応したりすることがあるんです。しかし、お客様は千差万別ですから、一人ひとりの話をよく伺い、素直に、誠実に対応していくことが大切です。誠実であることは仕事の原点。人間、誰しも慣れが生じると手を抜きたくなりますが、おざなりな対応にならないよう、スタッフはもちろん、私自身も気をつけています。

矢部　最近は、アプリで完結するローンもあると聞きました。

木村　はい。当社でもオンラインによる融資申込は行っていますが、アプリローンのような手軽すぎる方法では、自分がいくら借りているのか、金利はどのくらいかという大事なことを見逃してしまいやすくなります。当社でも、スピーディな融資を心がけながらも、お客様にとって最も大切な事柄がぞんざいにならないよう、ご来店やお電話での相談をお勧めしています。

矢部　最後に、今後の展望をお聞かせください。

木村　現状を維持していくこと、これに尽きます。守りに入っているようですが、今の世の中で現状を維持していくには、絶えず1.5倍の努力はしていかなければなりません。お客様のニーズにより一層応えられるよう、あらゆる方法を模索していきたいと思います。